春日井本社に近い現場です。
ここはラップルのみで、捨コンもなく下が土で、堀の中での施工となりました。
堀が浅い所は何ともなかったのですが掘の深い所は下から水が湧き、給水ポンプで
吸い出しながらの施工でした。
大きいラップルの場合、セパが長く、中に鉄筋が無いため、セパが垂れ下がり、打設の際にセパが引っ張られ
上手くコンクリートを打ち上げることができません。
ですので今回は

パネルの中心に入るセパを縦に刺した鉄筋で固定しセパが垂れないようにしました。
鉄筋は下が土なので打ち込むことができ、天端より低くしてあるため打設後も飛び出ることはありません。
この方法は職人が現場で思いつき、鉄筋は鉄筋屋さんの余りをいただきました。
桟木は普通は、天端にパネルに沿って取り付けますがパネルの変形を防ぐために、



このように取り付けました。
ラップルの大きさによって鉄筋も増やしました。